2017年1月19日木曜日

40の手習い(JAZZピアノ)

私の同級生に所沢の老舗ジャズ喫茶の2代目がおり、近郊で仕事があった時はたまに顔を出したりしている。
確か昨年の台風の日に仕事も早く切り上げてその友人のお店に行ったのだが、風邪も強くなってきて友人が表の看板を下げる所だった。

当然通りには人もまばらでお客も来ない店内で、懐かしいレコードを聴いたり、むかし話に花を咲かせていたのだが、友人がふと「おい、ちょっとセッションをやろう。」と言い出したのです。

友人とは小学校中学校の同級生で、私は小学校でピアノをやっていましたが中学に上がってすぐにやめてしまいました。

そんなことできるわけないだろ、と思っていたところ、友人が基本となるコードを3つばかり弾いて見せてくれ、「この鍵盤をリズムに合わせててきとうに弾いていてくれ」と言いました。

そして店の奥にあるウッドベースのリズムに合わせて、和音を順番に弾いたり、上がったり下がったり、そうしているだけで心地よい旋律がお店に広がっていきました。

それからしばらく都内にカンズメの生活が続いたのですが、あの時の爽快感が頭から離れず、アマゾンで安いキーボードを買ってインターネットのジャズピアノ講座を見ながら練習を始めました。

ステップ式のわかりやすい教材は有料なのですが、それも購入しているうちに、本格的に引きたくなって現在省スペースタイプのエレクトリックピアノを購入しようと楽器屋さんに通っています。