2015年6月26日金曜日

募集掲示板

私がネットを始めた頃はウィンドウズも98だったし、ネットが今のように現実社会で問題になったり影響を与えることになるなんて想像もつかなかった。

パソ通からインターネットに移った人も、「ネットはネット」「リアルはリアル」という感じだったし、今でこそ一大ビジネスモデルになっている出会い系サイトなんて、元は無料のメル友募集掲示板だったのだ。

それに年齢や居住地域等プロフィールを設定できる欄が増えて、スレッド化して、検索機能がついて...それでも今のようにならなかったのは、ネット民はリアルで会わないという割り切り思考が有ったからだと思う。

実際、今の出会い系サイトに相当するのはダイヤルQ2で、メッセージボックスでやり取りする形が普通。

それが変化を見せたのは、リアルのお見合いサービスやカップリングイベント(私の世代だと"ねるとんパーティー"と言った方がわかりやすいかw)の会社が大金を投じて有料の出会い系サイトを展開するようになってからだと思う。

それまでの「何となく暇つぶし」から、本当に恋人を探す為に利用するサービスにかわった。

もちろん、プリペイド式のマッチングサイトは今でも暇つぶし感覚なのが多いが、大手IT企業が出資して結婚相談所が監修している様な出会いSNSで本当に異性と交際し、結婚までしている人が居るのだから「ネットはネット」ではなく「ネットもリアル」になってきたという事を実感する。



2015年6月16日火曜日

ビデオ編集の過酷さ

パソコンも高性能化して、ここ数年で新調したものならバンドルされている動画編集足とでハイビジョン動画も難なく編集できてしまう性能がある。

もちろんプロ用の編集足とのようなクイックなエフェクトなどは無理だが、フェートインアウトで音楽を付けたりと言ったことが感覚的にでき、しかも、処理スピードも格段に上がったと思う。

先日私は後輩の結婚式用にプロフィールビデオの編集を依頼されたのだが、被辰返事で了解してすぐにそれが大変な作業である事に気が付いた。

上記のとおり、素材さえあれば簡単に編集できるだろうと思ったのだ。

しかし、新郎新婦の素材は一人頭動画にして2時間、写真は500枚近かった。

これは後々絞り込んだのだが、それを10分でまとめろというのだから素人にはおおよそ無理な話だったのだ。

ネットのまとめなどで様々なプロフィールビデオを見たが、素人が作って面白いのは2次会用のおふざけムービーまでだ。

披露宴で使うビデオの構成をやるにはテンポとスピード感、そして自然なストーリーを作り上げる技術が必要だった。

今回の場合、最終的に元印刷屋の知人が加わって編集をやってくれ、私は素材のトリミングなどで手伝う形で形にすることが出来たが、次回こう言う依頼があったら素直に「プロのビデオ制作会社」をお勧めするだろう。