2019年10月17日木曜日

銀座のクラブ

以前のポストで勤め先の部長が会員制クラブの有用性について講釈をしていた話を書いたがあれから面白いことがあった。
昨年都内の大学に進学していた部長の長女がなんと銀座のクラブでバイトをしていたらしく、部長家が大混乱に陥ったのだ。
きっかけは些細なことで先日の台風の際に部長は会社から徒歩圏内の長女のマンションに泊まる段取りだったのだが、部屋にあったテーブルに名刺入れがあり、そこに取引先のお偉いさんの名刺があったらしい。
大学生の長女がそんな人の名刺を持っているのは不自然で、問いただしたところ銀座の高級クラブのバイト求人を学友数名でうけて週末に働いていたという事だったのだ。
そこお店は現役同年代の女性が多く在籍しているらしく、会員資格も敷居が高いところだったので社会的地位のある人ばかりという事もあり、仕事中もセクハラなどに悩まさせることはなかったようだが即日止めさせたとのことだった。
この話もいくつかの偶然で自分の耳に入ったのだがそのれについては省略しておこう。
バイトの理由は来春の学友との海外旅行の資金をためる為であったそうで、これは部長が費用を出すという事で収まったそうだ。
自分も娘がいるという事で、まだ先の事ながらこういった心配が尽きないと思うとキリキリと胃が痛くなる。
親ばかと言ってしまえばそれまでだが。

2019年2月22日金曜日

修羅場の顛末

先日うちの会社の後輩(といっても年齢的に管理職)が女性問題でエントランスホールが修羅場になり、本人はその後退職してしまったという事件があった。

女性はどうも飲み屋の人であったらしく、散々会社をかき回して気が済んだのかふと消えたとのこと。

あとは別の街にでも移ったのか、見かけることもなく、当人も偽名だったのでどうにもできないと嘆いていた。

私は結婚して娘が生まれ、アラフォーともなるとほとんど夜遊びはしなくなったが、その人物は金曜ともなると近場の歓楽街で朝まで飲み歩くタイプであったので、何度か付き合いで飲んでとてもついていけないと疎遠になっていた。

部長がその顛末について「もてる男はいずれこういった女性問題で足をすくわれることがあるので、酒を飲んだから、オフだからと言って気を抜いてはいけない。」と教訓めいたことを言っていたが、その部長がなかなかお高い交際倶楽部のメンバーであることを同僚はみな知っているので「あんたは足元をすくわれないようにメンバー審査の厳しいところで遊んでいるだけだろう…」と冷めた目で見ているのである。

確かにそういった倶楽部は身元が確かな男女が食事などを楽しむという名目だが、こういった修羅場にならないように審査が厳しくなっているのが本当だろう。

そんな話をしながら部下と二軒ほど梯子をして、私は終電で帰宅、若い者は駅裏のキャバクラに行くと話していたが、先のようなドロドロな事情を見てからだとなんと健全なことかと涼しい目で見送ることができるのだから不思議なものだ。