2019年2月22日金曜日

修羅場の顛末

先日うちの会社の後輩(といっても年齢的に管理職)が女性問題でエントランスホールが修羅場になり、本人はその後退職してしまったという事件があった。

女性はどうも飲み屋の人であったらしく、散々会社をかき回して気が済んだのかふと消えたとのこと。

あとは別の街にでも移ったのか、見かけることもなく、当人も偽名だったのでどうにもできないと嘆いていた。

私は結婚して娘が生まれ、アラフォーともなるとほとんど夜遊びはしなくなったが、その人物は金曜ともなると近場の歓楽街で朝まで飲み歩くタイプであったので、何度か付き合いで飲んでとてもついていけないと疎遠になっていた。

部長がその顛末について「もてる男はいずれこういった女性問題で足をすくわれることがあるので、酒を飲んだから、オフだからと言って気を抜いてはいけない。」と教訓めいたことを言っていたが、その部長がなかなかお高い交際倶楽部のメンバーであることを同僚はみな知っているので「あんたは足元をすくわれないようにメンバー審査の厳しいところで遊んでいるだけだろう…」と冷めた目で見ているのである。

確かにそういった倶楽部は身元が確かな男女が食事などを楽しむという名目だが、こういった修羅場にならないように審査が厳しくなっているのが本当だろう。

そんな話をしながら部下と二軒ほど梯子をして、私は終電で帰宅、若い者は駅裏のキャバクラに行くと話していたが、先のようなドロドロな事情を見てからだとなんと健全なことかと涼しい目で見送ることができるのだから不思議なものだ。