2014年10月29日水曜日

MD生産終了

ふとニュースサイトを見ていたときに、昨年の暮れだったか「MDプレイヤーの生産終了」という見出しを目にした。

ソニーとオンキョウがプレイヤーを作らなくなったというので、しまいこんであるMDに録音したオールナイトニッポンの録音をいくつか取り出して眺めていた。

90年代なので、青春時代の物というわけでもないが、独身時代の思い出が詰まっている分、中身をダビングできるならしておきたい。

リサイクルショップでプレイヤーを見かけたら買っておこうかと思って、何度か覗いてみたものの、いわゆるコンポタイプの物を見つけたくらい。

場所も取るに無駄な出費だと思っていた。

私が聞きたいのはラジオ放送などで必ずある「神回」、つまり、特別に面白かったり、ハプニングが起きた時の放送だ。

これが5本ほどあるのだが、よくよく考えてみると、MDプレイヤーを手に入れてダビングするとしたら、 74分×5本で6時間以上もかかることになる。

MDというのはデジタルなのだから、簡単にデータを織り出す方法は無いのかとも思ったが、デジタルのくせにこの使い勝手も悪さから普及しなかったんじゃないだろうかとも思えてくる。

まあ、一番の原因がアイポッドとCDRだろうが...。

そんな折、つい先週MDからCDへのダビングサービスがある事を友人から聞いて早速探してみた。

ホームページを見ると、やはり特殊な機材を使用してデジタルデータをそのまま抜き出すことが出来るようだ。

1枚480円なので2500円ほど支払えば、全部CDに焼いてくれるというありがたいサービス。

これをスマホに移して夜な夜な懐かしいラジオ番組を聞いたり、カーステレオで帰宅途中に聞くことが出来るようになる。


2014年10月21日火曜日

のぼり旗

先日町内会の秋祭りに、勤め先の物販部がお店を出すことになった。

POPとか広告を担当している部署の私に、垂れ幕とのぼり旗を発注してくれとの連絡があって、ン地味の印刷業者に相談してみた。

まあ、デザイン関係や印刷物ならオールマイティーの地元の印刷業者なのだが。

すると、のぼりと垂れ幕の出材料と印刷代で見積りをくれたのが完全に予算オーバー、それを伝えると「専門ではないから一つ一つフルオーダーでデザインしてるんですよ。したがってこの予算でギリギリです。」との事。

いや、お祭り2日間で多分一回きりの使用なのでと思ったのだが、その業者の言う「専門業者」というのにピンときた。

一度交渉を保留してネットでのぼり旗デザインの専門会社を検索してみると、1枚からデザイン無料で簡単なレイアウト例、キャッチコピーの例などを一通り用意してあるサービスを見つけることが出来た。

しかも、費用ははじめの業者の半分だ。

早速連絡をしてデザイン例からイメージが近いものを選び、ロゴマークと商品のコピーなどを送るとすぐに連絡が来た。

あとは、枚数を指定して納品となった。

馴染の業者には悪いが、こう言ったものは安くて速いのが一番だし、餅屋は餅という言葉通り限りなく専門でやっているサービスの方が品質を保ったままコストを削る方法を確立でき、結果的に半額近い見積りになるのだ。

馴染の業者というと、融通が利くような気もするが、専門ではない為にコストが高くなる場合もあるというお話。

2014年10月5日日曜日

YLという無線用語

無線界には女性が少ない。

女性--無線用語でYLと呼ばれる--は、今も昔も極端に人口比率が少ない。

機械類のセッティングを面倒だと考えているのか、資格の取得などに特別な知識が必要だと考えられているのか、いずれにせよとにかく少ない。

携帯電話が世に普及する前から世の女性たちは長電話が大好きだから、こんなに女性向きな趣味はそうそう無いと思うのだが。

前提としてこんなに男女比の歪んだ世界だからその中にひとたび女性が加わるともう大騒ぎとなる。

「○○周波数で可愛いらしい声がしたゾ!」という噂は、電波の伝わる範囲でたちまち広がる。

そしてその紅一点が仲間に加わったりすると、若年層だともう大変なことに。「俺が使っていない無線機を譲ってあげるヨ」「俺がアンテナを立てるのを手伝うよ」「いやいやみんなでやろうぜ!」とばかりに、本人は何の努力もしなくても一通りの環境がセットアップされてしまう。

私も若気の至りで、無線機の買取に出すはずだった古い無線機を、「あげましょうか?」と食らいついてしまったことがある(お恥ずかしい...)。

しかし、無線の世界はもともとモテない風貌の人も少なくなく、毎日のように仲間内で親しく交信していると、何かを錯覚するのかやがで男女として好意や関心を持つようになってしまう。

そんな「YL」の取り合いを巡って、長年仲良く交信して来た無線仲間の友情にヒビが入ったりすることが多々あったり、というのは地域/世代問わず多いものらしい。

ま、みなさん無線もアニメの女の子もいいけど、女の子とも自然に接しましょうということ。