2013年11月19日火曜日

東京のバイク便

取引会社に送る書類をバイク便に依頼した時のこと。

お届けまでにかかる時間は、荷物を預かった時間から、都内であれば一時間以内。

荷物の配達が終了した時点で、配達終了の電話もしてくれる。

荷物の引き取りにまでは、電話をしてから大体10~30分で来てくれるということだが、先日はこの時間があまりに速くて驚いた。

なんと、「ではお願いします」と電話を切り、関連書類を一つにまとめ、デスクの引き出しから封筒を出し、配送の準備をしていたら、「こんにちは、○○サービスです」と、社内の中にバイク便の方の声が聞こえたのだ。

始めは、社内には他にも書類を送る方がいたりするので、別の者が頼んだ便かと思ったのだが、なんとはそれが私の頼んだものだった。

なぜこんなにも速いのかと尋ねたところ、ちょうど他の荷物を受け取りに、私が働く会社の入っている四階の一つ上、五階にいたのだという。

東京のバイク便は各地区にサービスがあって、このあたりのバイク便は運び屋Sという業者なので、近場にライダーがいる確率は高いわけだ。

なるほどなと、驚いたと同時、少しの不安も感じていた。

「他の荷物があるのなら、届けるのに時間がかかるのではないか」と。

しかし、そこで無線機が活用される。

荷物を預かっている間に、建物の外に別のスタッフがかけつけてくる。

建物の中で預かっている荷物と、同じ行き先の荷物を持っている人、またはまだ荷物を一つも持っていない人が集まり、そこで荷物を分けてからそれぞれの目的地に向かって出発するという。

これなら荷物が遅延することもないし、引き取りもお届けもスムーズにいき、バイク便とは何だかすごいシステムだなと思った。