年始に叔父と会ったので久しぶりに酒を酌み交わした。
数年前に叔父が都内の家をリフォームをしたとき、家族がオール電化にしようと言ったのだが、先の震災で完全に電化にするのは不便だというのを聞いたらしく、プロパンガスと発電のハイブリットにしたそうだ。
確かに今は蓄電池も太陽光発電も性能が上がっているが、それでも十分とは言えない。
プロパンガスと灯油は、備蓄量を増やしておけば供給ラインが止まっても大丈夫というのは、地方の親戚の話。
ただ、冬場はコストがかかってしょうがないので燃料屋を変えようと思っているとの事。
叔父の家は都市ガスエリア外だが、こんな話が出るくらいなので、叔父の事だからエリア内でもボンベにこだわるのだろう。
私はその場で、都内のプロパンガスの供給会社リストをスマホで検索し、叔父に今の費用を聞いて交渉をしてみると、だいぶ安く済ませられることがわかった。
燃料業界も競争社会なのか、今の条件を提示するとあっさりと言った感じだった。
震災の話で話がそれるが、秋田と北海道の親戚は震災の時に食糧については何も苦労しなかったそうだ。
首都圏では考えられないだろうが、こう言った地方の、それも都市部から離れたところに暮らす家庭の場合、ゆうに1か月はしのげるくらいの備蓄をしているのだ。
まあ、元々農家であったという事もあるが、調味料にしろなんにしろ、商店にダースで配達してもらうのだからそのあたりは災害対策として問題ないのだろうなと感心する。