2015年12月27日日曜日

ドローン空撮

昨今ドローンというといたずら動画的なものばかりがニュースになっているが、映像制作の分野においてはこれほど革新的で便利な道具は無いと言われている。

私の会社では巨大立て看板を扱う部門があるが、ビルの屋上に設置した大きな看板については、うまく広角レンズに収まるような場所でない限りは、完成後にあちこちのビルの屋上に上ってベストショットを撮影したり、スタッフがかなり苦労していた。

しかし、大阪の事業所でドローン撮影を委託できる制作会社と契約してから、完成広告のあるビルの屋上に上り、ドローンで自由自在の角度から動画や写真撮影ができるようになった。

一昔前の空撮自由度が高く、例えばエンジン付きラジコンが飛ばせないような場所でも国土交通省が定める密集地(実はまだこの点について法整備が検討中らしい)や航空法に基づく高さ制限をクリアしている場所なら撮影し放題。

例えば広いアミューズメント施設の屋上敷地内であったら、今まで不可能だった斜め上空から見下ろしたショットなども録れてしまう。

今までは全体の撮影が無理な角度の場合、パンフレットなどでもはめ込み合成でイメージを伝えるのみであったのが、本物に差し替わるだけでかなりのインパクトがあるし、ハイビジョン動画で社内広報用の素材も作ることが出来た。

しかも、かなり安価で宣材写真として使えるクオリティーに仕上げてもらえるのだ。