2013年3月6日水曜日

投資信託やファンド

リーマンショックと呼ばれる投資銀行の破綻が起こり、世界同時不況が深刻化する少し前に、投資信託やファンドの勉強を始めた。

素人目には大不況の予感はなく、株や投資信託は今後長い目で見れば上がって行くのではないか、と想像していた頃。
手始めに、長い間順調に利益を出していて、毎月決算が行われて分配金が手に入る投資信託を始めてみることにした。

考えた末に選んだのは「世界家主倶楽部」というリート商品。

リートは不動産投資で運用する商品だ、という程度の認識はあったが、まさか購入後に「サブプライムローン問題」という米国の住宅ローン問題が発生して、リーマンショックに繋がるとは想像もしていなかった。

最初の投資信託だったので、それほど多額に投資していたわけではないが、20万円程度のファンドを購入して、しばらくは毎月の分配金を見て満足していた。

しかし、購入からしばらくして、サブプライムローン問題が騒がれるようになる。

これに敏感に反応していれば良かったのだが、あまり気にせずにファンドを保有し続けていたところ、リーマンショック・世界同時不況と呼ばれる状況に入りつつあった。

そのときにはすでに20万の投資資金が8万にまで減っていたので、このまま売ってしまうと損が大きい、という判断でそのまま持ち続けていた。

それでも世界同時不況は尾を引き、結局2年後にこのファンドは売却。少し持ち直したものの、売却時は11万程度にしかならなかったので、かなり損をしたことになる。

よりによって住宅関連のファンドを買ってしまったのも運が悪かったが、もう少し勉強をしてから投資信託をすべきだったと思う。

その後しばらくファンドには触っていなかったのだが、前職の会社がファンド組成したという話を聞き再度興味を持ち始めている。