2013年12月10日火曜日

サーバールームのエアコン切れw

通勤中にソーシャルブックマークのランキングで「節電の為サーバールームのエアコン切れと上司に言われた」という内容のツィートまとめを読んで電車内で吹き出しそうになってしまった。

かなり昔に、社内に「コンピュータールーム」という部屋(まだ、この頃デスクにはパソコンは無く、専門のオペレーター6人が交代でこの部屋にいた。)があった時、室長が「スタッフが2人しか常駐しないのだから扇風機にしろ」といって、富●通の人と、更に上の上司にコンピューターの価格と仕様書を手に怒られていたのを思い出したのだ。

まあ、その現代版として社内サーバールームには誰もいないのに空調が365日回りっぱなしという事を「ムダ」と判断したのだろうなと、やさしい目でそのまとめを読んでいる自分がいる。

「節電」として、サーバーの空調を止めた場合、その損失は「ファイルサーバー機能の停止」「データの損失」「サーバー機そのものの物理的な故障」が三つ巴になって、節電で節約できる電気代や排出ガス目標クリアで得られるものよりはるかに大きな損害となるだろう。

では、この場合、最も賢明な節電方法はなんだったのかというとおそらく、サーバー部屋があるくらいなので自社ビルであると思われる。

そのことからズバリ、業務用エアコンを新品に入れ替える事だったと思う。

はっきり言って、空調の性能というのは10年前と今では段違いであるし、エアコンそのものが経年で劣化してどんどん効率が落ちてくる。

サーバー界のエアコン全部を新品の業務用エアコンに替えるだけで、そこから5年ほどはそれこそビル1階層全部のエアコンを止めたくらいの節電になる。

したがって、「節電の為サーバールームのエアコンを全部新品に替えろ」が本当の意味での答えだったのだ。

もっとも、そうするとツイートもされなかったろうし、ブックマークもまとめも出来なかっただろうから複雑な気持ちだが。