私もこの3年間、ダイエットから始まってフィットネスによる肉体改造に成功し、食の健康の健康についてはとても興味があったが、昨年末友人にオーガニックレスト連に誘われた。
結果から言うならば僕は衝撃を受けた。
野菜ってこんなにも美味しいものだったのか!という衝撃だ。
正直言って僕は野菜があまり好きじゃなかった、同じ値段なら野菜より肉が食べたい人間だったのだ。それでもこのレストランで食べた有機野菜はびっくりするぐらい美味しかった。
まず始めに僕は適当にチョイスしたカブとルッコラのサラダを食べた。
「…甘くて味が濃い!」
そうなのだ、すべての野菜の味が普通とはちょっと違う。甘みが強く、新鮮で歯ごたえもシャキシャキとしていた。
お次に海鮮と季節の野菜のバーニャカウダ。
野菜は蒸し焼きになっているのだが、ホクホクとしてこれもまた旨い。シンプルな味付けで素材の美味しさが引き立っている。
そして五穀米カレー。噛めば噛むほど甘く深い味わいの五穀米に野菜のうまみが凝縮されたカレールーがかかっており何杯でもお代わりしたいほどだ。
その他にもパスタなどのイタリアンや和食系メニューなど各種野菜を使用した料理が用意されていて、その日は心ゆくまで新鮮な野菜を堪能した。
僕は最近妻に替わって自炊するようになった。
有機野菜を扱う宅配サービスを利用して、簡単なサラダやパスタなどではあるが毎日夕飯をこしらえている。素材のままで十分おいしいので手の込んだ料理をする必要はないし、満足ゆく夕食を食べられると思えば苦ではない。
ここのところなんだか体も軽くなったような気がするし目眩も減った。
おじさんと呼べる年齢に差し掛かってしまった僕が、体に気を遣った食の重要性を改めて今感じる。野菜はおいしい、そして体にいい。