先日弟夫婦の新居にお邪魔したが、都内で共働き、夫婦そろって役職のある仕事についている為、週に4日間はベビーシッターを雇っているそうだ。
ただ、さすが名の知れた企業だけあって育児に関する時間について融通が利いているので、管理職の奥さんでも4日間だけの送迎とプラス数時間だけで済んでいるのだと思う。
私は知らなかったのだが、ベビーシッターの会社のよって保育園、幼稚園送迎に加え、子供が目の届く範囲での家事全般もお願いする事が出来るという。
つまり家政婦さんも兼ねているわけだ。
ここ最近はこういったサービスも効率化されていて一般家庭でもシッターさんを雇えない料金設定ではない。
ただ家の場合は、娘が小さかった頃、経済的にもそんな余裕がなかったので、トータルコストで考えて専業主婦をやって貰っているが、元々妻は雑貨屋チェーンのバイヤーで副店長も務めていたので、本来なら復帰したかったはずだ。
ふとそう思ってゴールデンウィークの夕方の団らんで、「仕事辞めることになってすまなかったね。」というと、ふふっと笑って大きくなった娘(テレビゲームに夢中)に目をやると、「そう思ったこともあるけど、私は向いているのか育児も同じくらいやりがいがあるって思ったら、復帰はしなくてもいいかなと何時だったか思ったの。今は専業主婦させてもらっていて感謝ですw」。
ここ最近、娘は一緒に買い物にも行ってくれなくなったし、奥さんもこんな出来たことを言うのではますます頭が上がらないなと、その肩身の狭さがうれしいやら悲しいやらというなんとも幸せなひと時であった。