2012年5月7日月曜日

地元の友人の悩み

ゴールデンウィークに地元である札幌に帰省。
昨年は震災のゴタゴタで関東から出ることもままならなかったので、家族も久々の遠出にご機嫌だ。

5日間という長い滞在期間もあって久々に同級生たち数人と居酒屋に集合。

ダイエットの事は伏せておいたが、歳なので油ものは避けているという感じで自分だけヘルシーメニュー。

 驚いたのが、Yという高校卒業後すぐに地元を離れ都内で数回しか会えなかった友人が札幌に戻っていた。

どうもやつれている様なので近況を聞くと驚いた。

Yは東京で奥さんと知り合い結婚していたが、新婚生活の時点で奥さんの異変に気が付いた。

健忘症のような症状がひどく、たとえば自分と行った旅行の数日間の記憶が丸々なかったり、たまに驚くほど意見がかみ合わなくなることがあったそうだ。

そこで、心療内科を受診させると精神科のカウンセリングを進められ、しばらく通うと主治医から驚くべきことを告げられた。

Yの奥さんは解離性同一性障害 つまり、多重人格だというのだ。

記憶を忘れるのではなくて、人格が二人分あり、どちらかと一緒に過ごしている。

聞いていて頭くらくらとしてきたが、カウンセリングによりその大本の原因がお嫁さんの実家に関係する重度のトラウマであることがわかり、「実家のある東京から離れて札幌へ移住」してきたらしい。

同級生が思いもつかないような体験をしていることに驚いたが、幸い引っ越してきて症状は改善に向かっているらしい。