2013年10月31日木曜日

医学の進歩とおじさんのお腹

このブログでダイエットやフットネスを通して、健康についての様々な知識を学んできたが、「お腹をひっこめたい」というただこれだけの事を達成するために私が学んだことはすべて先人が人体を研究して実用化してきた理論に基づいている。

基礎代謝、抗酸化、ビタミン、ミネラル、停滞期と飢餓状態、免疫力の低下、プロテイン、内臓脂肪、尿酸値。

中年のお腹をひっこめる為に、このブログで解決してきた医学的な単語だけでこれだけある。

上記に関する医学が確立されていない時代に、「お腹をひっこめよう」と考えた人がいるかどうかは分からないが、もし数百年前にそう考えた人が絶食して減量をしたとしたら、骨と皮になった上に、筋力低下と栄養失調でお腹はさらに膨らんでしまっていただろう。

私の場合、中年と呼ばれる年齢層である事から、フィットネス初期には関節痛や筋肉痛、腰痛などに悩まされた。

それを治めるために、鎮痛剤や消炎剤などの医薬品も摂取した。

これらは、治験という人体を使った臨床試験を繰り返して、安全に、効果的に効くモノを日夜開発研究した製薬会社によって製品化され、私がそれを手に取って使用しているのだ。

精製されたプロテインやミネラル、関節の軟骨を助けるコンドロイチンやグルコサミンなども、自然に食品として摂取する数百倍の高率で作用するから、短期間でスポーツに適した体つくりをすることが出来た。

おそらく、ここ百年間くらいの医学の結晶を用いて、私のお腹は8か月で引っ込んで12か月後にはアニメ「ワンピース」のキャラクターのように方がカッコ良く盛り上がったのだ。

しかし、こう考えてみると近代の医学の進歩のに携わったすべての人が、まさか自分の研究が何十年後、何年後かに色気づいたおっさんのお腹を引き締めるための理論として使われているとは思うまい。

そう思うと少し申し訳ない気もするが、もはや言うまい。