2015年3月17日火曜日

独身時代の焦り

同僚の中でまだ独身が5人もいる、そのうち2人は最近になって急に焦り始めて会社近くの結婚相談所、銀座のブライダルコンサルタントに駆け込んだそうだ。

結婚がどんどん晩婚化していっている現代だが、その中でも結婚したいけどできない人と、しようと思えばできるけどあえてしない人と、2通りに分かれている。

私は、かつて前者であり、30代を目前に焦った。

だが、周りには同年代で結婚していない友達がまだまだたくさんおり、飲みに行っては恋愛・結婚について語り明かした。その為、焦ってはいたが、そこまで真剣には考えていなかったのかもしれない。

30歳を過ぎた頃、夜な夜な語り明かした友人たちがばたばたと結婚していった。遊びに誘う友達がいなくなり、そこで本気で焦った。

行動に出たのは31歳。

それまで、自分の力でなんとかなると意地を張っていたのだが、ついに結婚相談所の登録をしてみた。費用もあり、ほんとにそんなとこで結婚相手が見つかるのかという気持ちもあり、登録費用の高い大手チェーンではないが、都内では有名な結婚相談所だった。

そこで、理想のタイプ等を紙に書くのだが、書けなかった。私は、どんな人と結婚したいのか。それがわからなかった。

結局、条件にあった人を見つけることはできなかったが、自分がどんな人と結婚したいのか、改めて考え直すいいきっかけにはなった。

婚活をするには、当たり前だが、まずは自分の理想像を持っていることが大切だと知った。