2015年3月3日火曜日

DIY失敗

平屋をdiyで塗装してみた。

一昨年、千葉の実家を自分で外壁塗装してみた。結果からいえば成功はしたが、予定の倍以上の時間がかかった。自分では二度とやりたくない、外壁塗装では信頼できる業者を探すのが一番との結論に達した。

実家が築30年の平屋のため、さすがにぼろくなってきた。見た目の問題もあるし、雨漏りの危険もあるしで、塗装を検討していた。工務店経由で外壁全部塗装して40万円ちょうどの見積もりをとっていたが、どうにも40万円が出ない。父親が定年退職して暇を持て余しているのもあって、私と父の二人で塗装することとした。父は不動産関連の仕事をしているため、何度か発注したことのある業務とのことである。自力で塗装して材料費の15万円だけでなんとかしたいと思った。

ホームセンターの塗料は不安なので、資材屋からプロ仕様のシリコン系塗料を購入、サイディング用コーキングも合わせて約15万円だった。さっそく作業に入ったが、コーキングの打ち直しが予想以上に時間がかかった。土日の二日もあればなんとかなるだろうと思っていたのが大誤算。結局五日もかけてようやく打ち終わった。その後養生に丸一日、土日だけの作業だったので、塗装作業に入るまで六日間、約三週間もかかってしまった。

ようやく塗装作業に入ったが、腕を上にあげて刷毛を使うのが思ったよりしんどい。普段事務作業なので体が悲鳴を上げていた。所詮素人なので、効率がわるい。雨どいからのパイプをはずすのは先にやっておけばいいのに、頭がまわらず、後から慌ててはずすなど手間がかかる。結局予定の2か月の倍、4か月かかって何とか二度塗りが終了した。

二人の人工代が掛かっていないので材料代15万円で済んだが、20日間の労働がかかった。差額が25万円であることを考えると、父と二人で働いた労働単価は、一人頭日当6000円程度だろうか。どう考えても8時間の重労働に見合った金額ではない。

もう一度書くが、外壁塗装はプロに任せるべきである。